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生命大躍進展

2015/07/19 00:09
国立科学博物館で開催中の生命大躍進展へ行ってきました。
夏休みが近くなると恐竜や化石の展示が多くなりますね。
サブタイトルは「脊椎動物のたどった道」ながら、ポスターに大きく描かれている節足動物…

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カンブリア紀から、ウィワクシアとオパビニア。
昔放映していたNHKのシリーズ(宇宙飛行士の毛利衛さんが出演されていました)で、バージェス頁岩で発見されたの生物群として登場していました。
カンブリア紀の生物は生存していたら水族館で人気者になれる素質を秘めていると思うのですが如何でしょう?

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同じくバージェス動物群からは、当時最大の肉食生物と思われるアノマロカリスの化石。
発見当初は触手→エビ、口→クラゲ、胴体→ナマコとされていたのは有名なエピソードです。
恐らくは節足動物に属するようですが、有爪動物(カギムシ類)に属する可能性もあり、今後の研究が待たれます。

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シルル紀に入っても、まだまだ生物は海中で進化を続けています。
スキフォクリニテスはシルル紀の生物ですが、ウミユリ自体はカンブリア紀から登場しました。
アクチラムスは節足動物としては史上最大となるウミサソリの一種です。
写真では見切れていますが、特徴的なハサミも化石として残っていました。

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シルル紀から明確な「脊椎動物」として魚類が登場しました。
その原型となる脊索動物はカンブリア紀から登場していましたが、照明で化石が真っ白になっていたので写真は割愛です。
デボン紀に登場した板皮類の中でも特に巨大な進化を遂げたダンクルオステウスは古代生物でも特に凶悪な面構えをしています。
そのインパクトから、古代の巨大生物としては毎回登場している気がします。

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デボン紀末からはいよいよ脊椎動物が陸上にあがり始めます。
私が学校で習ったときには最初の陸上脊椎動物としてイクチオステガが挙げられていましたが、四肢動物としてはより古い形態を持つものが何種も発見されているようです。
写真のスクレロケファルスは、より時代の下ったペルム紀の生物です。

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哺乳類型爬虫類とも言われる単弓類の時代を経て、恐竜の時代へ。
ディメトロドンなどの単弓類は恐竜扱いされることの多い種もいますが、実はこの中から哺乳類が発生しています。
恐竜のエリアは本展示の目玉としては扱われていないので、お子様方はあまり燃えなかった御様子。

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単弓類から哺乳類が生まれ、更に胎盤を持つようになった時期はジュラ紀――まさに恐竜の絶頂期でした。
小型恐竜であれば捕食する程度の哺乳類はいたようですが、まだまだ小型の哺乳類が大半を占めていたようです。
このネズミの様な形態を持つジュラマイアは現在判明している最古の有胎盤類であり、2011年に中国で発見されました。

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恐竜の絶滅後、空白となったニッチを埋める様に、哺乳類が爆発的な進化を遂げました。
実はコウモリもすでにこの時代に登場しています。
ヒエノドンは肉歯目という肉食哺乳類のグループに属していましたが、オオカミやネコといった食肉目との生存競争に負けて絶滅しました。
また哺乳類の一派、霊長類からは猿人や原人、その他様々な人類が生まれていきます。

特設ページ:http://www.seimei-ten.jp/
開催期間:2015/07/07-10/04

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ちょうど植物画コンクールの入賞作が展示されていたので見てきました。
いずれも入賞しただけあって、素晴らしい仕上がりの作品ばかりです。
特に小学生の部で公開されていたヨウシュヤマゴボウは特徴をとらえていて、植物に詳しくない私でも図鑑で見覚えがあると分かるほどでした。
残り期間はごくごくわずかですが、ボタニカルアート好きは是非に。

第31回植物画コンクール:http://www.kahaku.go.jp/event/2015/06botanical/
開催期間:2015/06/27-07/20





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『ドキュメント 謎の海底サメ王国』『ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!』

2015/07/12 22:17
今回は本を2冊まとめてのご紹介です。
どちらもNHK深海プロジェクトで希少な生物を追い、撮影した人々のドキュメンタリーです。

まずは深海のサメでも特に珍しい「メガマウス」を撮影した『ドキュメント 謎の海底サメ王国』。
メガマウスにとどまらず、ミツクリザメやオンデンザメなど、滅多に目にすることのないサメを撮影しています。
深海というと外海のイメージが強くありますが、ミツクリザメは首都のお膝元、東京湾の深部に生息するなど、身近とはいえないまでも比較的近いエリアに生息しています。
クライマックスはメガマウスの捕食シーン。
メガマウスはクジラの様に大口を開けてプランクトンを捕食しますが、どうやら口の中に発光器官か、若しくは反射板のようなものが存在することが分かっています。
口絵でも語られていますが、プランクトンを集めるためという可能性が語られています。

続いては2013年に世界初となるダイオウイカの撮影に成功したスタッフを描く『ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!』。
こちらはダイオウイカの撮影に向けての準備や苦労が細かに描かれています。
そのため、ダイオウイカ以外の生き物についてはあまり触れられていません。
ダイオウイカの映像は国立科学博物館の特別展でも目玉として大画面で放映されていました。
ダイオウイカについては以前からマッコウクジラの餌になっていることは分かっていましたが、この本ではマッコウクジラの口からはみ出すダイオウイカの触腕や皮膚に残された吸盤の跡など、明確な捕食関係が語られています。

テレビに公開される映像は非常に短い時間ながら、その撮影までに何年もの準備・検証を繰り返した人々の苦労を考えると頭の下がる思いです。
どちらの映像も海外で非常に高い評価を受け、ディスカバリーチャンネルなどで取り上げられたことから、いかに貴重であったかが伺えます。

書名:ドキュメント 謎の海底サメ王国
著者:NHKスペシャル深海プロジェクト取材班、坂元志歩
出版:光文社(2014/07)

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書名:ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!
著者: NHKスペシャル深海プロジェクト取材班、坂元志歩
出版: 光文社(2013/07)

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