大アマゾン展@科博
国立科学博物館で開催されている大アマゾン展へ行ってきました。
アマゾンとは南米の北半分に広がる広大なジャングルであり、アマゾン川は世界最大の流域面積を誇っています。
その広さ、深さから毎年何らかの新種発見が報じられる、まさに秘境の地としてふさわしい地域といえるでしょう。
展示場内は分類ごとにいくつものエリアに分かれ、剥製や標本が数多く展示されています。
剥製の数が多いだけに、独特の獣臭さ?があるので、行こうという方はご注意を。
<化石エリア>
白亜紀の海に生息していたクラドキクルス。
1mを超える大きな魚体です。
アンハングエラは歯の形から魚食性の翼竜であったと考えられています。
また、嘴の先端は鶏冠の様に上下に張り出しており、非常に特徴のある翼竜といえます。
<哺乳類エリア>
アメリカ大陸はユーラシア大陸から離れて久しいため、哺乳類も独特の進化を遂げています。
アリクイをはじめとする異節上目には立ち上がった時に腰の骨をロックするような機構が備わり、二足時の安定性を向上させています。
また、南米の猿は広鼻下目に分類され、独立したグループを形成しています。
ジャガーやピューマといった食肉目は氷河期にアラスカ経由で広がっていったものと思われます。
ちなみに見分けのつきにくいジャガーとヒョウですが、ジャガーの模様が花弁+花芯、ヒョウの模様が花弁のみという違いがあります。
胴体の模様は特に顕著に違いが見て取れます。
<鳥類エリア>
南米の鳥類には色鮮やかな羽根を持つものが多く存在します。
その際筆頭となるのはコンゴウインコの仲間でしょうか。
オオハシの仲間は東南アジアに生息するサイチョウに似ていますが、系統的にはかなり離れています。
特徴的な嘴は最近の研究でラジエーターの役割を果たすことが分かっています。
地味な外観ですが、その特徴から一部で名高いツメバケイ。
雛の時分に限られるとはいえ、現生の鳥類でこの種のみが翼に爪を持っています。
尚、この爪は恐竜から派生した時の名残ではなく、ツメバケイが新しく獲得した形質であるようです。
<両生類・爬虫類エリア>
カピバラやワニのみならず、人間すら丸呑みにする程の巨体を持つオオアナコンダ。
長さもさることながら、大人の胴ほどもありそうな太さを持つ最大級の爬虫類です。
会場で流れている映像では湿地帯でオオアナコンダを捕獲する様子が公開されています。
毒を持つ両生類としてはまさに再筆頭。
吹き矢の毒に使われるのは表皮から分泌される粘液だけなので、必要量を採取した後のヤドクガエルは生きたまま逃がされています。
<昆虫エリア>
昆虫エリアでは鱗翅目の標本が大半を占めています。
スカシジャノメやモルフォチョウはテクノロジーの分野でも注目され、スカシジャノメは透明かつ低反射率の翅を、モルフォチョウは角度によって色の変わる構造色の翅を持っています。
<水棲エリア>
世界最大の淡水魚、ピラルクー。
舌に骨が通っているという独特の特徴を持ち、観賞魚として有名なアロワナの仲間でもあります。
ナマズやピラニアもアマゾンを代表する魚類です。
ピラニアが凶悪な面構えの割に臆病な魚というのは割と広まっていますが、代わりにナマズ目のカンディルがその獰猛さゆえに恐ろしい生物として広まっています。
<文化エリア>
最後の文化エリアでは先住民の使用している装飾品が多く展示されています。
樹皮布はイチジクの内皮を剥いで様々な模様を描いています。
大アマゾン展特設ページ:http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2015/amazon/
開催期間:2015/03/14-2015/06/14
アマゾンとは南米の北半分に広がる広大なジャングルであり、アマゾン川は世界最大の流域面積を誇っています。
その広さ、深さから毎年何らかの新種発見が報じられる、まさに秘境の地としてふさわしい地域といえるでしょう。
展示場内は分類ごとにいくつものエリアに分かれ、剥製や標本が数多く展示されています。
剥製の数が多いだけに、独特の獣臭さ?があるので、行こうという方はご注意を。
<化石エリア>
白亜紀の海に生息していたクラドキクルス。
1mを超える大きな魚体です。
アンハングエラは歯の形から魚食性の翼竜であったと考えられています。
また、嘴の先端は鶏冠の様に上下に張り出しており、非常に特徴のある翼竜といえます。
<哺乳類エリア>
アメリカ大陸はユーラシア大陸から離れて久しいため、哺乳類も独特の進化を遂げています。
アリクイをはじめとする異節上目には立ち上がった時に腰の骨をロックするような機構が備わり、二足時の安定性を向上させています。
また、南米の猿は広鼻下目に分類され、独立したグループを形成しています。
ジャガーやピューマといった食肉目は氷河期にアラスカ経由で広がっていったものと思われます。
ちなみに見分けのつきにくいジャガーとヒョウですが、ジャガーの模様が花弁+花芯、ヒョウの模様が花弁のみという違いがあります。
胴体の模様は特に顕著に違いが見て取れます。
<鳥類エリア>
南米の鳥類には色鮮やかな羽根を持つものが多く存在します。
その際筆頭となるのはコンゴウインコの仲間でしょうか。
オオハシの仲間は東南アジアに生息するサイチョウに似ていますが、系統的にはかなり離れています。
特徴的な嘴は最近の研究でラジエーターの役割を果たすことが分かっています。
地味な外観ですが、その特徴から一部で名高いツメバケイ。
雛の時分に限られるとはいえ、現生の鳥類でこの種のみが翼に爪を持っています。
尚、この爪は恐竜から派生した時の名残ではなく、ツメバケイが新しく獲得した形質であるようです。
<両生類・爬虫類エリア>
カピバラやワニのみならず、人間すら丸呑みにする程の巨体を持つオオアナコンダ。
長さもさることながら、大人の胴ほどもありそうな太さを持つ最大級の爬虫類です。
会場で流れている映像では湿地帯でオオアナコンダを捕獲する様子が公開されています。
毒を持つ両生類としてはまさに再筆頭。
吹き矢の毒に使われるのは表皮から分泌される粘液だけなので、必要量を採取した後のヤドクガエルは生きたまま逃がされています。
<昆虫エリア>
昆虫エリアでは鱗翅目の標本が大半を占めています。
スカシジャノメやモルフォチョウはテクノロジーの分野でも注目され、スカシジャノメは透明かつ低反射率の翅を、モルフォチョウは角度によって色の変わる構造色の翅を持っています。
<水棲エリア>
世界最大の淡水魚、ピラルクー。
舌に骨が通っているという独特の特徴を持ち、観賞魚として有名なアロワナの仲間でもあります。
ナマズやピラニアもアマゾンを代表する魚類です。
ピラニアが凶悪な面構えの割に臆病な魚というのは割と広まっていますが、代わりにナマズ目のカンディルがその獰猛さゆえに恐ろしい生物として広まっています。
<文化エリア>
最後の文化エリアでは先住民の使用している装飾品が多く展示されています。
樹皮布はイチジクの内皮を剥いで様々な模様を描いています。
大アマゾン展特設ページ:http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2015/amazon/
開催期間:2015/03/14-2015/06/14

















