銀の蔦 2株目

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zoom RSS 『鳥姫伝』

<<   作成日時 : 2013/06/29 18:14   >>

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「また会おう、木よ」
「また会おう、雲よ」
「また会おう、なまけものよ」

<あらすじ>
唐代中国の静かな村庫福(クーフー)で、子供たちが謎の病に倒れた。
純朴な村の少年十牛は、助けを求めて北京へ赴き、老賢者李高(リーカオ)と出会う。
玉にきずある性格ながら、抜群の頭脳を持った彼の診断では、治療法はたったひとつ、幻の薬草しかない。
大力参と呼ばれるその薬草を捜し、李高と十牛は旅に出る。
中国全土を巡り、数々の魔物と闘ううち耳にした手がかりは、鳥姫の不思議な伝説だった――奇想天外活幻想的な中国ファンタジイ!

中国ファンタジーは神怪小説から最近のライトノベルに至るまで数多くありますが、アメリカ人が著者という作品は他に類を見ないのではないかと思います。
著者のバリー・ヒューガート氏は元々アメリカ軍に所属していたそうですが、アジアに来た際に中国文化にはまり込み、本作を執筆したという変わった経歴を持っています。

舞台となるのは唐代の中国ですが、秦王が権勢を振るっていたり、科学と伝承が同居していたりと、史実とはかなりかけ離れた世界となっています。
このあたりは枕流亭様のコラムにて丁寧に突っ込まれていました。

ストーリーは牽牛織女の伝承を元にして、突っ込めそうなネタをとにかくいろいろと詰め込んだのだろうというところ。
本作の他にも霊玉伝、八妖伝という続刊が出ていますが、いずれも物語の黒幕が意外な人物なので、そういったどんでん返しの楽しめる方には向いている作品かと思います。

書名:鳥姫伝
シリーズ(原題):鳥姫伝(BRIDGE OF BIRDS)、霊玉伝(THE STORY OF THE STONE)、八妖伝(EIGHT SKILLED GENTLEMAN)
著者:バリー・ヒューガート(Barry Hughart)
訳:和邇桃子
出版:早川書房


鳥姫伝 (ハヤカワ文庫FT)
早川書房
バリー ヒューガート


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「阿弥陀仏」と書いて「まったくもう」「うわあ」と読ませるあたりは翻訳の和邇桃子氏のセンスでしょうか。

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